エネルギー

役目が終わったモノたちは、「ありがとう」と感謝しながら手放すのがおすすめ

「持ち物」は、持ち主がだいすきです。

 

スマホとか家の鍵とか、あなたがふだん使っている「物」たちは、あなたのことがほんとうにだいすきなのです。

いつも、なんとしてでも「あなたのお役にたとう!」という意識でいてくれています。

すごくすごく、けなげです。

 

さて、わたしが2年ほど使った白っぽい日傘があったのですが、全体的に黒ずんで古ぼけた感じになったので、このたび新しい日傘を購入しました。

 

で、古い日傘をゴミ袋へ入れようとしたら

「なんで捨てるのー、わたしまだまだ活躍できるよー」

と、日傘に抗議されて、びっくりしました。

 

「わー、そうか、そうか」

と言いながら、日傘を開いてみましたが、やっぱり黒くすすけて古ぼけた感じで、

「うーん、これを持ちあるくのはテンション下がるわ・・・」

という感は否めません。

 

「今までほんとうにどうもありがとう、もうじゅうぶん役に立ってくれたよ」

と、日傘に何度もお礼を言いましたが

「まだ活躍できる、まだ役に立てる」

と、一向に聞く耳を持ってくれません。

 

しかたがないので、日傘をさしながら部屋の中を歩きまわったり、心をこめてていねいに日傘を折りたたんで胸に抱きしめたり、と、日傘をなだめるのになかなか一苦労でした。

 

ゴミに出す日までにまだ数日あったので、時間をかけて根気強く

「あなたはじゅうぶん役に立ってくれたよ、ほんとうにありがとう」

と言い聞かせたら、日傘からじょじょに「意識」が抜けて、さいごはしずかにゴミに出せました。

 

ところで、「役目が終わった」モノは、そのつど手放すのがおすすめです。

 

今回みたいに、抵抗する日傘がかわいそうだからといって、日傘を「使わないまま」取っておくと、日傘はいつしか持ち主に「執着」するようになります。

 

ちゃんと現役で使ってあげるなら、もちろん取っておいていいです。

 

でも「使わない」のに取っておくと、日傘の「持ち主の役に立ちたい」という思いが、いつしか「持ち主への執着」に変わります。

 

執着のエネルギーは、持ち主のエネルギーを重たくしますし、濁らせます。

 

なので役目が終わったモノたちは、「ありがとう」と感謝しながら手放すのがおすすめなのです。