旅行/おでかけ

日本銀行本店を見学して、お金の本質について考える

「あー、お金がもっと欲しいな~」と思ったわたしは、日本銀行の見学に行くことにしました。

日本銀行や、隣接の貨幣博物館へ行けば、お金の本質について学べると聞いたからです。

なにごとも本質に触れれば、展開が早いですからね。

 

日本銀行の見学は無料ですが、事前に予約する必要があります。

日本銀行見学 予約サイト

見学の集合場所は日本銀行 東門

「日本橋口から徒歩8分」にまどわされる

日本銀行は「東京駅の八重洲北口の日本橋口から徒歩8分」と、案内に書いてあったので、そのつもりで時間を逆算してウチを出る時間を決めました。

が、東京駅についてわたしははじめて「8分じゃ、間に合わん・・・」と、気づきます。

 

ご存じのとおり、東京駅は超巨大な駅です。

わたしが電車を降りたホームが八重洲北口と正反対だったため、超巨大かつ、大量の人でごった返している東京駅構内を「やばい、やばい」とあせりながら八重洲北口を目指すハメになりました。

 

「潜在意識におまかせ」してるから、ほんとはあせる必要ないんですけどね。

潜在意識を信じきれていない、わたしの未熟さが露呈しました。

ヤケとカン

さて、日本橋口から外に出たら「永代通りを渡って直進」と、案内に書いてあったのですが、道路に看板が出てないので、どれが「永代通り」がわかりません!

ヤケとカンで進んでいったら、どういうわけか日本銀行の建物を見つけました、よかったー

見学の開始時間にもじゅうぶん間に合い、一安心です。

「くらしとつながる日本銀行」

本店見学では、まず「くらしとつながる日本銀行」という映像を見ます。

この映像は、YouTubeでも公開されています。

紙幣の一生を知ることができる、とても興味深い映像です。

紙幣の一生

紙幣を発行しているのは日本銀行ですが、じっさいに紙幣を作っているのは国立印刷局です。

国立印刷局で作られた紙幣が日本銀行へやってきます。

パレット1台40億円!

 

紙幣は日本銀行から日本全国の銀行へ旅立っていき、そこから個人や企業へ流れ、また銀行に戻り、銀行から日本銀行へ戻る・・・と、世の中をぐるぐると旅してまわっています。

日本銀行に戻ってきた紙幣は、ニセ札がないかとか、傷み具合などをチェックされます。

紙幣の平均寿命は、千円札の場合1~2年だとか。

意外と短命です。

 

寿命を迎えた紙幣は細かく切りきざまれて、住宅用の建材などにリサイクルされるそうです。

「寿命を迎えて、細かく切りきざまれた紙幣」を、おみやげにもらいました。

金は天下の回りもの

お金が世の中をスムーズにぐるぐる回れるように、日本銀行は金利を上げ下げしたりして、うまくバランスをとってくれています。

お金は、世の中をぐるぐる回るように運命づけられているんだなー、と、しみじみしました。

まさに「金は天下の回りもの」です。

 

いまこの瞬間も、お金はぐるぐる回っているまっただなかです。

貨幣博物館で印象に残ったこと

自由にお金を発行していた時代

今でこそ、統一の紙幣や硬貨が日本全国で使われていますが、江戸時代から明治時代にかけて各藩が独自にお金を発行していたこともあるそうです。

これを藩札(はんさつ)といいますが、色も形も大きさもデザインも、藩ごとに好き勝手に作ってます。

むかしはお金のとらえかたが、今よりもずいぶんアバウトで自由だったんですね。

「お金は、みんなの信用のうえに成り立っている」

で、あらためて「お金は、みんなの信用のうえに成り立っている」と思いました。

みんなで「これをお金にしよう、これに一万円の価値を与えよう」って決めた「紙」をお金として扱うというのは、みんなの信用の集大成以外のなにものでもありません。

 

現在のお金が「信用」のルールで動いているので、ふだん生きていくうえでも「信用」を大切にすれば、お金の本質に近い生き方ができるといえそうです。

「信用は大事です、信用を大切にしましょう」というのは、決して口先だけのきれいごとやお道徳ではなく、「信用にもとづいてお金が動いている世界」をスムーズに生き抜く智慧といえます。

 

それにしても「信用を前提とした世界」って、よく考えたらとてつもなくすばらしい世界です。

こんなすばらしい世界に住んでいるわたしたちは、ほんとうにすばらしい存在です。

現金は消える?

最近はスマホ決済サービス「PayPay」の文字やCMを目にする機会が増えました。

「PayPay」の採用ページには、以下のように書かれています。

わたしたちの最大のライバルは“現金”です。

この困難な課題に前向きに取り組み、他社に真似できない圧倒的なスピードでプロダクトを磨き上げ、日本のキャッシュレス決済の普及を一気に推進することにプロフェッショナルとして取り組むことができる方を募集します。

引用元:PayPay

 

現金という「物質」を排除する流れが来ているようです。

 

世の中、実体なんてあるようでなくて、バーチャルリアリティみたいなもので、やっぱり「意識を変えれば現実は変わる、それもいくらでも際限なくどこまでも変容する」んだよなーと、あらためて思いました。

 

そして、現金という「物質」を排除したシステムに存在しているのは、やはり「信用」だなーと思います。

物質がなくなることで、さらに「信用」の重要さが浮き彫りになります。

お金そのものを追いかけるよりも

今後のポイントは、「どれだけ、信用を得られるか?」になってくるのかなー、と思います。

なのでこれからは、お金そのものを追いかけるよりも「どれだけの信用を得られるか」「どれだけの信用を提供できるか」に焦点を当てて生きていこう・・・などと思いました。

 

たとえば1日の終わりに

「今日はどれだけの信用を提供できたか? どれだけの信用を得られたか?」

を自分に問いかけてみます。

 

われながら、価値観の大転換です。

価値観が大転換すれば、現実はさらなる大転換をとげるので、大いに楽しみです。