こんにちは、『誘導瞑想クラブ』のゆきちゃんです。
わたしは誘導瞑想やアファメーションの動画を作って、YouTubeチャンネル『誘導瞑想クラブ』で公開しています。

今回は
「ヒプノセラピーのセッションがどのような方法で行われるのか」
を、米国催眠士協会(NGH)認定ヒプノセラピストがお話しします。
初回のセッションは、一般的には
1、事前説明
2、ヒプノ体験
3、体験のふりかえり
という流れになることが多いです。
では、くわしく見ていきましょう。
ヒプノ体験前のくわしい説明

初回のセッションではまず、セラピストから以下のような説明が行われます。
・ヒプノセラピーとはどういうものか
・今回のセッションの流れ
わからないことや不安に感じることがあったら、遠慮しないでセラピストに聞きましょう。
疑問や不安を感じたままでは、体験に集中できないからです。
まっとうなセラピストであれば、あなたのどんな質問に対してもていねいに説明してくれるから、遠慮しなくてもだいじょうぶですよ。
また、セラピストから
「あなたは今回、なぜ、ヒプノセラピーを体験をしたいのか」
と、理由を聞かれると思います。
あなたが体験したい理由、テーマについてセラピストに伝えましょう。
なお、2回目以降のセッションでは事前説明はなくなり、
「今回、あなたが体験したいテーマ」
を確認して、すぐに体験に入るのが一般的です。
なおヒプノセラピーについて、こちらの記事でくわしくおはなししています。

ヒプノ体験

信用して、あるがままそのまま受け容れる
いよいよヒプノ体験がはじまります。
あなたはリラックスできる姿勢で横になったり、座ったりします。
セラピストが誘導文を読みながら、あなたを催眠状態へ誘導していきます。
まずは呼吸を使って、リラックスを深めていくことが多いです。
「呼吸に集中していきましょう・・・ゆっくりと吸う息を感じて・・・吐く息を感じて・・・」
みたいな感じですね。
セラピストの誘導にしたがって、じょじょにリラックスを深めていきます。
リラックスがじゅうぶん深まったところで、今回のあなたのテーマに沿った体験がはじまります。
あなたは映像のようなイメージの中でいろいろと体験したり感じたりすることになると思います。
見えてきたイメージについて
「なんでこんなのが見えるの?」
「これで本当に合ってるの?」
などと考えないようにしてくださいね。
まずはいったん、あなたの内側に見えてくるイメージを信用して、あるがままそのまま受け容れていきましょう。
それでいいのです。
だいじょうぶです。
がまんしない、遠慮しない
体験中はとにかく「がまんしない」「遠慮しない」ことです。
涙が出てきたら、そのまま流しましょう。
咳が出てきたら、そのまま咳きこみましょう。
「胸がざわざわする」「おなかが重たい」のように体感に変化を案じたら、そのままセラピストに伝えましょう。
トイレに行きたくなったら、そのまま伝えましょう。
ヒプノ体験中はエネルギーが大きく動き、循環がよくなるため、トイレが近くなるのはよくあることです。
違和感や不快感を感じたら、それもそのまま伝えましょう。
体験中にあなたの中から出てくるもの、感じられるものは、それが何であれそのままオモテに出していく。
これがヒプノセラピーの鉄則です。
体験後のふりかえり
今回のあなたのテーマに沿った体験が終わったら、体験についてふりかえりの時間があるのが一般的です。
今回の体験を通じて、どんな発見や気づきがあったかを自覚することで、あなたのこれからの生き方や現実が変容していきます。
セッションの回数はケースバイケース
ヒプノセラピーのセッションに何回通うことになるかは、あなたがとりくみたいテーマによって異なります。
テーマによっては一回のセッションで終わることもあります。
定期的に何回か通うことになることもあります。
ケースバイケースです。
※ヒプノセラピーで期待できる変容には個人差があります
※精神障害(精神疾患)のある方はヒプノセラピーについて担当医にご相談ください
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