はじめてのヒプノセラピー体験談

はじめてのヒプノセラピー体験談

こんにちは

『誘導瞑想クラブ』のゆきちゃんです。

 

わたしは誘導瞑想やアファメーションの動画を作って

YouTubeチャンネル『誘導瞑想クラブ』で公開しています。

 

わたしは数年前

クライアントとして

ヒプノセラピーに通いながら

「現実がとんでもなく

ダイナミックに変容する」

という体験をしました。

 

でも、はじめから

うまくいったわけでは

ありません。

 

うまくいくどころか

わたしのはじめてのヒプノ体験は終始

「なんじゃこりゃ」

という違和感だらけでした。

 

今回はそんなわたしの

『「なんじゃこりゃ」はじめてのヒプノセラピー体験談』

をお話しします。

 

はじめてのヒプノセラピー

「ブロック解放にはヒプノセラピー」と聞いた

わたしがはじめて

ヒプノセラピーを体験したのは

2016年の夏です。

 

当時、あるスピリチュアルワーカーさんに

「わたしは自分の中に

ブロックがあるように感じられる。

このブロックを解放したい」

と相談したところ

 

「ブロック解放には

ヒプノセラピーがいいよ」

と教わったのです。

 

さっそくネットで検索して

近場のヒプノセラピスト

Aさん(仮)のところへ

行きました。

 

「なんじゃこりゃ」

Aさんとの

ヒプノセラピーのセッションの感想は

「なんじゃこりゃ」

これに尽きます。

 

いま思えば

Aさんに誘導してもらいながら

わたしはそこそこ催眠状態に入り

潜在意識にアクセスはしてました。

 

一応、ヒプノ体験は

していました。

 

が、体験中、わたしは

ずーっとずーっとずーーーっと

「わたし

なんでこんなことしてんの?

なにこれ?

わたしなにしてんの?」

と思ってたのです。

 

「事前説明」はなかった

通常のヒプノセラピーのセッションでは

初回に

 

・ヒプノセラピーとはどういうものか

・これからあなた(クライアント)はどんな体験をするのか

 

などを、セラピストから

クライアントに説明するものです。

 

まともな

ヒプノセラピスト養成講座に通えば

このように習うはずです。

 

この事前の説明の目的は

クライアントに

心の準備をしてもらうだけでは

ありません。

 

クライアントとセラピストが

おたがいに信頼関係を築くため

でもあります。

 

ヒプノセラピーにおいて

クライアントとセラピスト

おたがいの信頼関係は

とてもとても重要です。

 

セラピストを信用できなければ

クライアントはヒプノ体験に

集中できないからです。

 

ですがAさんからは

何の説明もありませんでした。

 

一般的なヒプノセラピーの流れについてはこちら

ヒプノセラピーの方法「ヒプノセラピーのセッションがどのような方法で行われるのか」を、米国催眠士協会(NGH)認定ヒプノセラピストがお話しします。 初回のセッションは、一般的には「1、事前説明 2、ヒプノ体験 3、体験のふりかえり」という流れになることが多いです。...

 

ヒプノセラピーについてくわしくはこちら

ヒプノセラピーとはヒプノセラピー(hypnotherapy:催眠療法)とは、催眠状態になって潜在意識にはたらきかけることで、自分の現実や人生をよりよいものとしていく行為です。 今回は、米国催眠士協会(NGH)認定ヒプノセラピストがヒプノセラピーについてお話しします。...

 

「ぜんぶ教えて」?

Aさんは、わたしに

 

「あなたが今、知りたいことを

ぜんぶ教えて。

あなたの知りたいことを

これからあなたが

自分で答えるから」

 

と言いました。

 

いまのわたしなら

Aさんの意図するところは

わかります。

 

 

Aさんは、わたしが言った「わたしが知りたいこと」をぜんぶ紙にメモしました。

 

そして、催眠状態に入ったわたしに向かって、メモした「わたしが知りたいこと」をつぎつぎと質問し、催眠状態のわたしに答えさせました。

 

その人にとって必要なこたえは、すべてその人の中(潜在意識)にあります。

 

だからAさんはこのやり方を考えたのかなと推測します。

 

とはいえ「ヒプノセラピーがまったくはじめて」と言っているクライアントに対して、なんの説明もなくいきなりコレをやるのはビミョーすぎる・・・と今のわたしは思います。

 

 

が、当時のわたしは

ヒプノセラピーのことも

潜在意識のことも

まったくわかりませんでした。

 

そしてAさんとは

初対面です。

 

初対面の人にいきなり

「あなたが今、知りたいことを

ぜんぶ教えて」

と言われて、わたしは

とまどうばかりでした。

 

こんな感じで

わけがわからないまま

ヒプノ体験がはじまります。

 

体験中、わたしはずーっと

「わたし何やってんだ?

なんじゃこりゃ?」

と思ってました。

 

いちおうガイドや

インナーチャイルドに

会ったりもしましたが

それもすべて

「なんじゃこりゃ?」です。

 

きわめつけはトイレ

そして、きわめつけは

「トイレ」です。

 

わたしはヒプノ体験中に

トイレへ行きたくなり

Aさんにトイレを借りました。

 

そしたらトイレの床に

ホコリが真っ白く

積もっていたのです。

 

(和式のトイレで

床が茶色い木製だったので

ホコリがよく見えた・・・)

 

その存在感あふれる

ホコリたちを見つめながら

「もう二度とここには来るまい」

と思ったものです。

 

・・・というわけで

わたしのはじめてのヒプノ体験は

「なんじゃこりゃ」

なのです。

 

ヒプノセラピーを「ちゃんと」体験したい


さすがに

Aさんのところでの体験が

ヒプノセラピーのすべてだとは

思いませんでした。

 

「ヒプノセラピーを

ちゃんと体験したい」

と思ったわたしは

つぎにネットで見つけたセラピスト

Bさん(仮)の元へ向かいます。

 

事前説明もトイレもOK

Bさんとの初回セッションでは

ヒプノセラピーや潜在意識について

熱心な説明を受けました。

 

説明を受けても

理解はできませんでしたが・・・

 

わたしが理解できなかったのは

Bさんの説明がうまくなかったからではなく

わたしの問題です。

 

Bさんの話の内容が

当時のわたしには

あまりにもなじみのないことばかりで

いちど聞いただけでは

理解できなかったのです。

 

理解はできなかったけど

Bさんの話を聞きながら

「ちゃんといろいろ説明してくれて

信頼できる良い方だ」

と思ってました。

 

また、Bさんには

紙のテストに答えるようにも

いわれました。

 

内容はよく覚えていませんが

「はい」「いいえ」「そうでもない」

みたいな感じで答えていく

簡単な設問が

数十問あったと思います。

 

このテストに答えたところ

結果を見たBさんに

「あなたに必要な

ヒプノセラピーの回数は

6回かな」

と言われました。

 

そしてヒプノ体験の前に

トイレを借りたのですが

掃除の行き届いたトイレだったので

「あー、よかった・・・」

と、心から安心したものです。

 

無言のエネルギー「さあ、泣いて」

そしてヒプノ体験が

はじまりました。

 

体験を進めるなかで

いちばん気になったのが

Bさんからの

「さあ、泣いて」

という、無言のエネルギーでした

じつは。

 

Bさんとの初回のセッションでは

「子どものころに

いちばんショックを受けたこと」

という内容で、年齢退行をしました。

 

ショックを受けた

当時の記憶にもどり

当時の「ショックな(=つらい)」感情を

感じきることで

自分のなかにとどこおっていた

「ショックな」感情を解放していくのです。

 

これは、ヒプノセラピーの

基本的な体験といえます。

 

そしてこの「ショックな」感情を

感じきるために、Bさんから

「いま、どんな感じですか」

「いま、何を感じていますか」

とくりかえし誘導されたのですが

 

そのときに

「さあ、泣いて」

という無言のエネルギーを

浴びせられているように

感じたのです。

 

涙を流して泣くことは

エネルギーの解放の一つのカタチ

といえますからね。

 

でも「さあ、泣いて」

というエネルギーを

感じれば感じるほど

「泣きませんよ

わたしは・・・」

と、気持ちが冷めていくのを

感じたものです。

 

Bさんとの初回のセッションは

わたしとしては

全体的には好印象でしたが

「あの『さあ、泣いて』という

無言のエネルギーがなければなあ・・・」

という感じでした。

 

「もう1回だけ」

でもわたしは

Bさんのお人柄が

すごく好きだったので

「わたしに必要な

ヒプノセラピーの回数は

6回と言われたし

もう1回だけ行ってみよう」

と思います。

 

「もう1回だけ行って

それでもしっくりこなかったら

行くのをやめよう」

と思いました。

 

そして迎えた

Bさんとの2回目のセッションでは

「さあ、泣いて」という

無言のエネルギーはありませんでした。

 

わたしは簡単には泣かない(泣けない)

がちがちの理論武装人間

ということが

Bさんに伝わったのでしょうか。

 

2回目のセッションは

感情的に攻められるような感じは

まったくありませんでした。

 

Bさんのこの配慮(?)のおかげで

わたしはおちついて

体験に集中できるようになったのです。

 

ダイナミックに変容していく現実

それから月に約1回のペースで

Bさんのもとに通います。

 

体験をするごとに

父・母・弟に対するわたしの見方が

どんどん変わっていくのが

おもしろかったです。

 

「いままで自分は、なんてせまい

かたよった物の見方をしていたのか」

 

「なんでもわかっているつもりだったけど

わたしは父・母・弟のごく一部しか

見ていなかった」

 

ということを

毎回実感しました。

 

毎回新しい大きな気づきや視点を得て

毎回目が覚める思いをしました。

 

これはそれまでの人生で

味わったことのない

とてもエキサイティングな体験でした。

 

わたしがいろいろなことに

気づけば気づくほど

現実もダイナミックに変容していきました。

 

何十年も暮らした土地を離れる

そしてヒプノセラピーに

通いはじめてから約5か月後

わたしは、それまで

何十年も暮らしていた新潟をはなれて

横浜での生活をはじめるのです。

 

わたしにとって

この約5か月は

思いもよらないことの連続でした。

 

わたしはBさんと出会えて

Bさんの元に通うことができて

ほんとうにほんとうにラッキーでした。

 

わたしは何度も

「Bさんのおかげです

ありがとうございます」

と言いましたが、そのたびに

「わたしはなにもしてませんよ」

と言われたものです。

 

その後のわたし


2017年8月

わたしは『癒しフェア』というイベントで

運命のワークショップに出会います。

 

志麻絹依(しま・きぬえ)さんの

『タイムトラベルセラピーで時空の旅を体験!』

です。

 

これは、それまでわたしが

体験してきたものとはまったくちがう

斬新なヒプノ体験でした。

 

無限の可能性に満ちている

潜在意識の世界を

縦横無尽に旅する体験

わたしは一気にとりこになりました。

 

それで、わたしは

志麻絹依さんの『サイキック講座』に

通いはじめます。

 

また、わたしも、志麻さんのような

誘導瞑想を作りたいと思い

ヒプノセラピストの資格もとり

今にいたります。

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