透視リーディング

相手と同じ土俵に立たない、相手の世界観とは戦わない

以前、透視リーディングのセッションにいらっしゃったタロットカードリーダーの方から

「最近、タロットをしていてもぜんぜん楽しくない。

はじめはとても楽しかったのに」

というご相談を受けたことがあります。

 

リーディングしたところ、この方は相談者の方の話に1から10までぜんぶ付き合って差し上げていて、一生懸命親身になって、なんとかして相談者の方のためになろうなろうとがんばっていらして、そのことで疲弊していらっしゃいました。

 

この内容をお伝えしたところ

「ぎゃくに、あなた(わたしのこと)はどうやってるんですか?

つかれないんですか?

おしえてほしいです」

と言われたので、わたしのスタンスをお答えしようと思います。

だいぶ時間が経ってしまいましたが・・・

 

わたしがクライアントさんと向かいあうときに、はっきりとこころがけていることが2点あります。

・相手と同じ土俵に立たない

・相手の世界観とは戦わない

これはNLP講座で学んだ内容です。

 

「相手と同じ土俵に立たない」とは、「相手のエネルギーに飲み込まれない」「自分の中心にいつづける」ということでもあります。

クライアントさんと同じ土俵に立って、クライアントさんのエネルギーに飲み込まれてしまうと、クライアントさんと同じものだけしか視えなくなってしまいます。

それでは意味がないので、同じ土俵には立たずに、自分の中心にしっかりとどまることが大切になってきます。

 

そして「相手の世界観とは戦わない」とは、たとえばクライアントさんが「ツチノコ」の存在を信じていたとしたら、その方に向かって

「ツチノコなんかいるわけないじゃないですか、目を覚ましてください、そんなのを信じてたらダメですよ!」

などと言って、相手を自分の「ツチノコは存在しない」という世界観にひきずりこもうとしない、ということです。

 

こんなふうに言われたら、クライアントさんは

「いや、ツチノコはぜったいにいるから!」

とかたくなになり、以後、こちらの言葉をなにも聞いてくれなくなります。

 

相手が何を信じていようといまいと問題の本質はそこではないから、相手が信じているものと戦う必要はないです。

焦点を合わせる先は、ツチノコを信じることで相手がいったい「何を得ているのか」、相手はツチノコに「何を投影しているのか」、とかのほうです。

 

わたしもNLPを学ぶまでは「クライアントさんの話に1から10までぜんぶ付き合って、一生懸命親身になる」のがいいことだと思ってましたが、

・相手と同じ土俵に立たない

・相手の世界観とは戦わない

この2点を実践するようになってから、だいぶ余裕を持てるようになりました。

 

そしてこの2点は、日常の人間関係でも有効なワザだと思います。

とくに「相手の世界観とは戦わない」という智慧は、人付き合いをだいぶラクにしてくれます。